日本機械学会茨城ブロック設立30周年行事
「模型飛行機作成・飛行体験」「紙ひこうき飛距離チャレンジ」

日時:2023年11月11日(土)
会場:つくば市 エポカルつくば(つくば国際会議場)
対応者:加藤、秋元、諏訪、坂下、橋本、及川、相原、打越、
    松田(折り紙ヒコーキ協会)
参加人数:子供・大人 あわせて101人



2023年、日本機械学会の茨城ブロックが設立30周年を迎えました。つくば模型飛行機同好会はこの記念行事に協力し、
「模型飛行機作成・飛行体験」【↓左の写真は宣材のチラシ】と「紙ひこうき飛距離チャレンジ」 の2つの企画を行ないました。

 


模型飛行機教室の教材は定番の「お絵かきプレーン」(写真左)を使いました。
屋内会場(エポカルつくば 会議室)で説明と製作を行なったあと、会場近くの竹園公園に移動し屋外での飛行体験を楽しんでもらいました。
 


製作指導の途中で紹介した、さまざまな紙飛行機の例のひとつ「非対称機」。
(この機体の製作と説明:加藤)


もう一つの企画「紙ひこうき飛距離チャレンジ」は作成・飛行体験教室のあと、同じエポカルつくば内の「多目的ホール」で行ないました。

 競技の詳しいルールはこちら

会場レイアウトは左の図の通りで、施設の制約上、横幅がかなり制限された狭い回廊状のスペースになりました。
この会場で午前・午後のそれぞれの時間帯ごとに記録をとり、最長記録を競いました。

今回のルールでは、所定の紙を使えば飛翔体の形態は何でもよく、折紙飛行機である必要はありません。
例えば紙をボール状に丸めてしまい、ピッチングの要領で投げてもいいわけですが、当初主催者側では、より長い距離を出すことを考えれば折紙飛行機の方が有利ではないかとの予想もありました。
しかし実際には飛行機型は狭いスペース内をうまく直進させる調整が想像以上に困難で、特に手前側の左右から迫る壁と柱に邪魔され、満足のいく飛距離を出すのは至難でした。

そんな中、午前の部を制した松田一優さんの飛翔体は飛行機型ではなく「リング翼」で、この形式で見事に20mを記録しました。この形式は「折紙ヒコーキ協会」メンバーである松田さんならではの技術と言えます。

午前の部 優勝者
 お名前     記録  
松田 一優 20.0m+α

松田さんの記録は前方の壁面に当たっているため、壁が無い場合の飛距離は20mを超えます。

また午後になると飛行機型も調整が進み、一般参加の河野侑太さんがこの形式で13.8mを出し勝者となりました。

午後の部 優勝者
 お名前     記録  
河野 侑太 13.8m


午前・午後の勝者お二方には、日本機械学会茨城ブロック長名で立派な賞状が贈られました。(写真)





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