つちうら紙飛行機クラブ 月例飛行会 予定と結果
「つちうら紙飛行機クラブ」は毎月、課題機種を決めて月例記録会を開いています。
 通年会員のほか、個別の月例会ごとのスポット参戦もできます。
 月例会では、記録会に参加しない自由飛行(無料)も歓迎いたしますので是非おいでください。
 毎回の会場は「上高津貝塚ふるさと歴史の広場」(300-0811土浦市上高津1843)、
 時間帯は「9〜12時ごろ」です。

 <「つちうら紙飛行機クラブ」今後の例会予定>
  2024年 4月21日(日)【課題 後退翼機(レーサー530Sをのぞく)】
      5月19日(日)【課題 二段上反角機】
      6月16日(日)【課題 スカイカブ各型】
      7月21日(日)【課題 複葉機】(団体戦)
      8月18日(日)【課題 ミスビードル】
      9月29日(日)【課題 低翼機】
     10月20日(日)【課題 スチレン機】
     11月17日(日)【課題 先尾翼機】
     12月15日(日)【課題 スカイカブ各型】
  2025年 1月19日(日)【課題 双垂直尾翼機】(団体戦)
      2月16日(日)【課題 無尾翼機】
      3月16日(日)【課題 レーサー555】

つちうら紙飛行機クラブ月例会 競技結果 (データがない開催月は掲載していません)

日 時 :2024年 3月17日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ、気温:16度、風速: 1〜2m/s、湿度:64%

 例年、3月は季節風が強く紙飛行機には向かないのですが、この日は幸運にも比較的風が弱く、難物の先尾翼機を飛ばすことができました。気温も高く暖かいコンディションとなり、競技参加も8名と盛況な一日でした。

課題機 先尾翼機 結果
競技参加人数:8
記 録(秒)
 氏 名 ・ 機 種  1回目  2回目  3回目  4回目  5回目  合計  順位
 川俣 章 TENPAKU-KUN25.1 22.5 12.3 8.8 14.7 83.4 1
 相原俊昭 N-10909.1 14.7 18.4 9.0 13.7 64.9 2
 秋元靖史 N-234214.9 9.1 10.2 12.6 12.0 58.8 3
 小山誠也 N-9656.0 16.1 14.7 5.8 14.7 57.3 4
 大野 正勝 N-26145.5 3.1 8.1 10.5 17.3 44.5 5
 藤田潤一郎 N-261410.6 10.3 7.3 4.0 9.5 41.7 6
 水島五郎 N-9654.0 11.1 4.5 13.5 5.8 38.9 7
 加藤正仁 オリジナル7.9 5.2 5.3 5.8 6.0 30.2 8




上段左から 相原機、川俣機、加藤機、小山機、
下段左から 大野機、藤田機、水島機、秋元機、


年間通算成績(2020〜2023年度)
 ここ数年間コロナで十分に例会ができなかったため、2020〜2023年の4シーズン分を今回で1まとめにし、通算成績を出しました。2024年4月からは従前通りの年間通算成績に戻します。



 氏 名 2020〜22年度
得点
2023年度通算
 総合点 
 通算順位 
参加点成績点 年間得点 
 水島 五郎133 8 42 50 183 1
 秋元 靖史102 8 34 42 144 2
 相原 俊昭68 5 11 16 84 3
 藤田 潤一郎 47 5 9 14 61 4
 小山 誠也24 8 27 35 59 5
 加藤 正仁22 8 29 37 59 6
 大野 正勝0 5 9 14 14 7
 川俣 章0 2 9 11 11 8
(2023年度の例会参加があった方に絞っています)

 ・つちうら紙飛行機クラブでは、月ごとに機種を決め記録会を行ない、年間でポイントを競っています。
 ・ポイントは「1位5点、2位4点、3位3点…」の順位点に、月例会参加点(1点)を加え通算します。
 ・会員でなくともスポット参戦が可能で、ポイントも獲得できます。



日 時 :2024年 2月18日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ、気温:16度、風速: 1.5m/s、湿度:59%

2023年12月・2024年1月と2回続けて悪天候に見舞われ、実に3ヶ月ぶり、2024年最初の例会となった2月。
課題機は「無尾翼機」と、前月に中止だった「低翼機」の2種となりました。
(12月例会の例題機だった「レーサー555」は残念ながら見送りです)

課題機 無尾翼機 結果
競技参加人数:5
記 録(秒)
 氏 名 ・ 機 種  1回目  2回目  3回目  4回目  5回目  合計  順位
水島五郎 N-180212.1 15.6 15.6 20.0 10.1 73.4 1
加藤正仁 オリジナル10.3 14.9 6.0 15.4 16.2  62.8 2
小山誠也 Bustard2.04.0  18.0 14.5 7.6 7.6  51.7 3
秋元靖史 N-1956(1.15倍)9.9  9.6 15.5 3.8 8.0  46.8 4
大野正勝 N-16274.5  6.7 10.0 4.1 4.7  30.0 5


左から 水島機、加藤機、小山機、大野機

課題機 低翼機 結果
競技参加人数:5
記 録(秒)
 氏 名 ・ 機 種  1回目  2回目  3回目  4回目  5回目  合計  順位
加藤正仁 オリジナル29.8  10.4 14.4 9.2 18.5  82.3 1
小山誠也 Cyclops-One10.7  14.2 16.2 17.2 14.4 72.7 2
水島五郎 TU-05S6.0  6.0 14.9 23.7 15.6  66.2 3
秋元靖史 低翼カブ11.6  20.3 13.3 7.3 8.4  60.9 4
大野正勝 F4Uコルセア6.2  6.4 5.5 4.0 11.3  33.4 5


上段左から 加藤機、小山機、水島機
下段左から 秋元機、大野機


日 時 :2023年11月19日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ、気温19度、風速1〜4m/s

ようやく涼しくなった11月例会。課題機「多葉機」に加え、中止だった10月15日例会の課題「双垂直尾翼機」も合わせて行ないました。

課題機 双垂直尾翼機 結果
競技参加人数:5
記 録(秒)
 氏 名   1回目  2回目  3回目  4回目  5回目  合計  順位
 水島五郎 32.4 19.2 5.1  5.0  4.1  65.8  1
 小山誠也 19.2 3.7  3.5  15.2 20.3 61.9  2
 藤田潤一郎 6.4 10.8 10.3 6.2  22.3 56.0  3
 大野正勝 4.9  8.6 20.3 5.5  16.6 55.9  4
 加藤正仁 3.6  4.5 9.4  18.4 3.9  39.8  5


課題機 多葉機 結果
競技参加人数:5
記 録(秒)
 氏 名   1回目  2回目  3回目  4回目  5回目  飛行点  葉 数 合計点   順位
 加藤正仁6秒×2葉12秒×3葉5秒×4葉 5秒×4葉 4秒×7葉 32.0116.0 1
 水島五郎7.0 1.0  9.0 4.0 7.0 28.0112.0 2
 小山誠也9.0 6.0  16.0 8.0 8.0 47.094.0  3
 大野正勝4.0 4.0  7.0 11.0 7.0 33.066.0  4
 藤田潤一郎 1.0 4.0 5.0 7.0 6.0 23.046.0  5
多葉機の「合計点」は時間と主翼葉数をかけた「点数」です。→詳しくはこちら。
加藤さんは飛行ごとに機体を換えています。



日 時 :2023年10月 1日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:曇り時々晴 気温:27度 風速: 2〜3m/s、湿度:71%

 10月は通常の例会(15日)と別に、臨時会としてヴィードル記録会を行ないました。
 これは例年「特定非営利活動法人テイクオフみさわ」の呼びかけで行なっているもので、ホワイトウイングスの「ミスビードルIII」型と、小型機「ミニビードル」型の2機種でそれぞれ計測を行ないました。

臨時会 課題機 ミスヴィードルIII 結果
競技参加人数:6
記 録(秒)
 氏 名  1回目  2回目  3回目  4回目  5回目  合計  順位
小山誠也6.7 13.6 13.6 21.1 14.4 69.4 1
秋元靖史16.6 9.4 6.9 7.8  19.5 60.2 2
相原俊昭29.4 14.3 5.4 1.5  1.1  51.7 3
水島五郎7.4 6.9 3.5 5.8  5.7  29.3 4
加藤正仁4.6 8.5 3.8 5.3  6.2  28.4 5
大野正勝1.1 11.9 3.7 3.9  3.8  24.4 6



臨時会 課題機 ミニビードル 結果
競技参加人数:6
記 録(秒)
 氏 名  1回目  2回目  3回目  4回目  5回目  合計  順位
小山誠也21.4 17.9 15.6 12.0 15.6 82.5 1
水島五郎13.4 18.7 9.5  13.8 10.5 65.9 2
秋元靖史9.2  13.8 9.4  11.2 18.2 61.8 3
相原俊昭7.8  10.2 10.3 9.0  7.5  44.8 4
加藤正仁11.3 10.2 10.5 3.9  6.6  42.5 5
大野正勝3.4  4.0  5.3  4.7  2.0  19.4 6



日 時 :2023年 9月10日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ、気温 30度、湿度 64%、風速 3〜4m/s

9月も猛暑は続いていますが、例会の10日はそれでも8月より多少は暑さも緩んだ感がありました。
風は多少強めでしたが、比較的良好なコンディションでスカイカブ各型の飛行を計7回まで行ないました。
今回は川俣章さんがスポット参戦されました。

課題機 スカイカブ各型 結果
競技参加人数:7

今回は秋元(写真左の手前)と川俣さん(写真右の右端)の1・2位がともにカブ「T型」。同機の優秀性を証明しました。

記 録(秒)
 氏名  カブ種類  1回目 2回目3回目4回目5回目6回目7回目 飛行計 ハンデ点 ハンデ小計 合 計順位
 秋元靖史 T 11.8 13.5 17.7 12.3 25.1 15.7 21.0 117.1 124.1 1
 川俣 章 T 12.1 6.6  21.3 21.5 19.9 22.4 17.5 121.3   121.3 2
 小山誠也 V 13.4 15.2 14.6 23.2 9.7  10.8 11.5 98.4    98.4  3
 藤田潤一郎 V15.0 14.2 9.6  11.4 13.8 10.1 15.5 89.6    89.6  4
 水島五郎 V 5.6  8.9  14.6 9.4  20.6 8.3  16.7 84.1    84.1  5
 加藤正仁 V 11.9 10.6 6.7  3.7  15.7 11.1 10.3 70.0    70.0  6
 相原俊昭 W 3.8  5.2  9.6  8.2  10.6 9.6  9.0  56.0    56.0  7
  ・印は秋元がハンドランチのためハンデ点(現在1点)がついています。
  ・秋元のハンデ点は今回の優勝により次回から消滅します。



日 時 :2023年 8月20日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ、気温35度、風速1.5m/s

8月例会は猛暑の一日でした。「ミスヴィードル」に加え、中止だった7月例会の課題「二段上反角機」も合わせて行ないました。
二段上反角機の部には、稲敷から大野正勝さんがスポット参戦されました。

課題機 ミスヴィードル 結果
競技参加人数:5
記 録(秒)
 氏 名  1回目  2回目  3回目  4回目  5回目  合計  順位
秋元靖史19.8 18.2  19.5 16.8 10.5 84.8  1
水島五郎11.9 12.8  15.5 21.0 14.5 75.7  2
小山誠也17.5 10.5  12.4 12.6 19.5 72.5  3
相原俊昭10.9 12.6  9.5 9.2  8.0  50.2  4
加藤正仁16.1 4.4  10.5 3.7  14.1 48.8  5

↑1位になった秋元のミスヴィードル。父親が作った十数年もの?のためだいぶ色あせてます。


課題機 二段上反角機 結果
競技参加人数:6
記 録(秒)
 氏 名 機種名 1回目2回目3回目4回目5回目飛行点 ハンデ点 ハンデ小計  合計   個人順位
チームA
水島五郎 R553
11.4 26.8 26.8 24.2 26.4 115.6  115.6 1
チームA
相原俊昭 N1896
17.0 20.4 3.7  4.7  4.5  50.3   50.3  5
チームA
加藤正仁 オリジナル
14.0 12.9 18.7 5.5  17.3 68.4   68.4  3
               チームA合計234.3  
チームB
秋元靖史 R590
46.5 13.6 11.3 11.9 16.0 99.3 104.3 2
チームB
小山誠也 オリジナル
4.2  7.2  9.0  11.0 7.7  39.1   39.1  6
チームB
大野正勝 N830?
4.4  9.2  13.0 12.5 12.7 51.8   51.8  4
                チームB合計195.2  
印は秋元がハンドランチのためハンデ点(現在1点)がついています。
二段上反角機の部はチーム戦も競い、チームA(水島・相原・加藤)が勝利しました。


左から、小山さん・水島さん・相原さん(黄色の機体はN838)・大野さん・加藤さん の各選手と機体。


日 時 :2023年 6月18日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ、気温32度、湿度57%、風速2.0m/s
競技参加人数:4

6月例会は梅雨の合間ながら既に猛暑の一日でした。参加4名で少々さびしい記録会となりました。

課題機 スチレン機 結果
記 録(秒)
 氏 名 機種名  1回目  2回目  3回目  4回目  5回目  6回目  7回目 飛行点 合 計  順位
水島五郎 アルファ23.7 18.9 6.2  11.3 24.7  11.9  24.7 121.4 121.4 1
秋元靖史 JET12.3 12.9 15.6 10.9 22.0  19.4  11.6 104.7 104.7 2
小山誠也 ウイングス10.0 13.1 10.0 13.1 11.3  9.3  13.3 80.1 80.1  3
加藤正仁8.9  7.1  8.0  8.7  13.3  5.4  8.0  59.4 59.4  4



日 時 :2023年 5月21日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ、気温24.5度、湿度57%、風速1.0m/s
競技参加人数:6

4月例会が直前までの雨で中止となり、3月から2ヶ月ぶりの5月例会。前回から一転し初夏と言うより夏を思わせる暑い日でした。
今回は例題機の「後退角」に加え、4月に予定していた「スカイカブシリーズ」の2種目を消化しました。

課題機 後退翼機(TU-12ほか) 結果

1位になった加藤さんのオリジナル後退翼機(写真の赤枠) 型紙はこちらです
記 録(秒)
 氏 名 機種名  1回目  2回目  3回目  4回目  5回目 飛行点 ハンデ点 ハンデ小計 合 計  順位
加藤正仁 オリジナル 15.5  27.5 20.7 18.8 27.6 110.1    110.1  1
秋元靖史 TU-12S+ST改9.7  18.4 14.9 9.8  20.6 73.4  78.4  2
水島五郎 TU-12S 11.3  8.8  14.8 11.6 8.6  55.1    55.1  3
小山誠也 TU-12S 10.3  6.8  9.7  7.4  12.4 46.6    46.6  4
藤田潤一郎 TU-12S 10.3  10.1 9.1  6.6  9.6  45.7    45.7  5
相原俊昭 TU-12ST 13.5  1.0  1.6  6.6  6.4  29.1    29.1  6

課題機 スカイカブ各型 結果
記 録(秒)
 氏 名 カブ型番  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目 飛行点 ハンデ点 ハンデ小計 合 計  順位
水島五郎 カブV 22.3 18.1 20.7 22.2 22.1 105.4    105.4  1
秋元靖史 カブT 15.8 17.5 14.7 22.8 15.0 85.8  90.8  2
相原俊昭 カブV 7.6  37.6 15.1 16.5 5.6  82.4    82.4  3
藤田潤一郎 カブV13.6 14.3 21.7 17.1 10.1 76.8    76.8  4
加藤正仁 カブV 14.1 5.0  10.6 13.8 13.1 56.6    56.6  5
小山誠也 カブV 10.4 5.0  6.2  7.8  10.6 40.0    40.0  6

※ハンデ点 つちうら紙飛行機クラブ月例会では飛行ごとに以下の規定でハンデ点を付与しています。
 ・対象(1)全日本紙飛行機選手権の規定でのJクラス(小学生以下)の場合。
 ・対象(2)ハンドランチによる飛行の場合。
 ・ハンデ点は「5点」でスタートし月例会優勝ごとに1点を減じる。
 ・ハンデ点は各競技者ごとに年度を越して継続=通算5回優勝で消滅。
 印は秋元がハンドランチのためハンデ点(現在1点)がついています。


日 時 :2023年 3月19日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ、気温12度、湿度47%、風速1.0m/s
競技参加人数:6
3月の例会は晴れましたが、肌寒い一日でした。
こうした気温が低めの日のほうが晴れた際の上昇気流は出やすく、結果20秒超が計8回、しかも6人全員が記録。
これは前回の先尾翼が7回飛行だったのに20秒超の記録が水島さん一人だったのと好対照でした。

課題機 立体翼機(TU-07I) 結果
記 録(秒)
氏名  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目 飛行点 ハンデ点 ハンデ小計 合 計  順位
水島五郎17.6 21.7 24.6 19.3 26.4 109.6 0 109.6 1
小山誠也14.6 27.1 11.3 7.1 27.7 87.8 0 87.8 2
藤田潤一郎14.0 20.6 19.3 19.3 12.4 85.6 0 85.6 3
相原俊昭15.6 19.3 16.7 12.6 15.5 79.7 0 79.7 4
秋元靖史13.1 11.4 12.2 20.0 16.7 73.4 1 5 78.4 5
加藤正仁10.6 21.4 9.3 10.3 13.8 65.4 0 65.4 6





日 時 :2023年 2月19日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れのち曇り、気温18度、湿度 %、風速1.8m/s
競技参加人数:6
2月の例会は晩冬の中ですが暖かい日でした。
無尾翼機の次に難しいと思われる「先尾翼機」が課題でした。
飛行時間が短くなるので、競技は7回飛行としました。

課題機 先尾翼機 結果
記 録(秒)
氏名 機種  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目  6回目  7回目  合 計  順位
水島五郎 N96514.4 14.8 20.3 20.1 18.0 14.5 23.5 125.6 1
秋元靖史 N-234219.1 14.4 18.4 13.1 16.6 16.5 19.6 117.7 2
加藤正仁 オリジナル6.0 16.5 7.0 16.8 7.2 7.5 13.0 74.0 3
相原俊昭9.2 13.0 16.2 5.3 9.6 9.8 8.6 71.7 4
藤田潤一郎 N26148.7 12.7 11.3 5.6 6.2 9.0 9.5 63.0 5
瀬戸口昌教7.7 8.3 8.6 4.3 8.6 6.5 4.0 48.0 6
※先尾翼機はハンドランチができないため全機ゴムカタパルト発進でした。このためハンデ点はありません。

3位になった加藤さんのオリジナル先尾翼機 型紙・解説はこちら

<2023.04.18追記>
私(秋元)の先尾翼機の機名がわからなかった件、その後メンバーから情報が寄せられ機種が判明しました。

寄せられた情報からこの機体は
「子供の科学 2008年10月号」に掲載された N-2342 と判明しました。
情報を寄せてくれた皆さんありがとうございました。

 どなたか写真の私の先尾翼機に思い当たる機名または情報をお持ちではありませんか。
 二宮先生の先尾翼としては翼端双尾翼のN-2614(藤田さん使用)とか、円盤翼のN-964Gがありますが、中でも水島さんが使った「N-965」が最もメジャーかもと思います。
 N-965はN-964Gとともに書籍『新選 二宮康明の紙飛行機集 変わり型機4』に収められていますが、私の機体はそこにはないのです。ずいぶん前に何らかの方法で入手した型紙から作ったものと思われ、形態からして明らかに二宮先生の機体と思うのですが、機名がわかりません。
 ご存知の通り二宮先生の紙飛行機は製品化されてないものまで含めると膨大で、N番号がついていないものもあるわけですが、N番号がついているものでも、実際の機体の画像と照合できないものも多くあります。
 例えば紙飛行機協会のサイトには先生の機体リストの資料がありますが
  http://www.kamihikouki.jp/msd/09.html
 これは残念ながら機名やN番号だけで、画像がありません。
 このため手元に実物の機体があっても、N番号がわからないというケースが出てくるわけです。
 ちなみに同じ先尾翼機で翼端が曲線のものとして「Orville」(Light Plane 306)があり、私はこのOrvilleも持っていますがそれと異なり高翼式であり、細部が違うのです。

日 時 :2023年 1月15日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:曇、気温10度、湿度 %、風速2.5m/s
競技参加人数:7

 この日は朝から曇天で気温も低く、今にも雨が降りそうでした(天気予報は午後から雨)。
 横風は弱かったもののサーマルの発生がほとんどなく、高性能のはずのR554やR530Sが揃った割には30秒台の記録が皆無という結果でした。


(左)悪条件下で四苦八苦 (中)水島さんのR554は吹流しに座礁! (右)相原さんとN838

課題機 双垂直尾翼機 結果
記 録(秒)
チーム 氏名  機種 1回目 2回目3回目4回目5回目6回目7回目 飛行計 ハンデ点 ハンデ小計 合 計順位
チームA 水島五郎 R554 14.9 17.8 15.7 18.3 21.5 25.9 25.9 140.0    140.0  1
チームA 藤田潤一郎 R530s 5.5  17.1 23.2 16.2 5.2  17.1 22.6 106.9    106.9  2
チームB 秋元靖史 R590 15.0 12.0 11.2 15.4 12.8 13.0 14.8 94.2  101.2  3
チームA 小山誠也 Dash-one 4.2  4.8  17.7 22.6 23.7 18.3 5.2 96.5    96.5  4
チームB 加藤正仁 オリジナル12.1 10.3 9.4  3.4  5.9  18.1 5.4 64.6    64.6  5
チームC 相原俊昭 N838 12.7  4.7  14.5 11.9 4.8  8.5  6.5 63.6    63.6  6
チームC 瀬戸口昌教 R554 12.9  6.6  8.3  8.3  8.3  6.7  5.8 56.9    56.9  7
 この日はチーム戦を兼ね、7回計の平均点でも競いました。
   結果=1位:チームA[平均114.5秒]、2位:チームB[平均82.9秒]、3位:チームC[平均60.3秒]
 Dash-One は通信販売されています
 秋元のR590はハンドランチのためハンデ点(現在1点)がつきます。
 N838型は『二宮康明の 競技用機10機選 よく飛ぶ紙飛行機集』誠文堂新光社 1987/10/1 に掲載されています。


日 時 :2022年12月18日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴、気温10度、湿度42%、風速4〜5m/s
競技参加人数:7

 この日は晴れてはいたものの風が強く、体感でときおり6m/s前後が吹く荒れたコンディションでした。
 その強風をうまく捉えて60秒MAXを出した加藤さんがトップとなりましたが、残念ながら機体は丘の向こうに消えました(;_;)。

課題機 レーサー555 結果
記 録(秒)
 氏名   1回目  2回目 3回目 4回目 5回目 合 計順位
 加藤正仁 4.6  60.0 12.7 12.8 4.8  94.9  1
 小山誠也 11.8 15.6 29.6 6.6  12.5 76.1  2
 秋元靖史 8.4  7.1  13.9 11.6 25.5 66.5  3
 水島五郎 3.9  12.3 10.1 19.8 8.8  54.9  4
 藤田潤一郎 6.0  12.8 9.7  5.3  6.4  40.2  5
 瀬戸口昌教 6.5  10.0 3.4  8.7  8.5  37.1  6
 相原俊昭 4.1  4.4  8.0  6.0  7.5  30.0  7
加藤さんの2回目は60秒以上飛行していますが、林の向こうに視界没となったため60秒MAXとして記録しました。
なおレーサー555はハンドランチ発進をしたメンバーがいないためハンデ点はありません。


今回は1位加藤さん(右から3人目)・2位小山さん(右から2人目)と、スポット参戦のお2人が上位を占めました。



日 時 :2022年11月20日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:曇り、気温14度、湿度70%、風速2.5m/s
競技参加人数:6

 この日は今にも雨が降りそうな曇天の下での飛行会でした。
 湿度も高め・サーマルの発生もほぼ無しのため、コンスタントに高度獲得できたメンバーが上位を占めました。



課題機 スカイカブ各型 結果
記 録(秒)
氏名 機種 1回目 2回目3回目4回目5回目6回目7回目 飛行計 ハンデ点 ハンデ小計 合 計順位
水島五郎 カブV 16.9 21.1 21.2 18.8 18.3 27.0 26.5 149.8    149.8  1
相原俊昭 カブV 16.4 21.5 22.0 22.2 15.9 15.0 16.9 129.9    129.9  2
秋元靖史 カブT 14.8 17.2 17.0 18.4 13.3 17.1 12.8 110.6  117.6  3
瀬戸口昌教 カブV17.1 15.6 23.8 15.9 9.8  15.7 12.0 109.9    109.9  4
小山誠也 カブV 18.1 21.8 18.3 14.7 10.4 4.9  17.1 105.3    105.3  5
藤田潤一郎 カブV9.7  19.2 18.7 18.8 14.6 9.8  5.5  96.3    96.3  6

※ハンデ点 つちうら紙飛行機クラブ月例会では飛行ごとに以下の規定でハンデ点を付与しています。
・対象(1)全日本紙飛行機選手権の規定でのJクラス(小学生以下)の場合。
・対象(2)ハンドランチによる飛行の場合。
・ハンデ点は飛行1回につき「5点」でスタートし月例会優勝ごとに1点を減じる。
・ハンデ点は各競技者ごとに年度を越して継続=通算5回優勝で消滅。

・今回はハンドランチ参加の秋元に1点のハンデ点がついてます。



日 時 :2022年10月16日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴、気温23度、湿度70%、風速2.5m/s
競技参加人数:6名、他に自由参加1名(久家さん)

課題機 低翼機 結果
記 録(秒)
氏名 機種  1回目  2回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 飛行計 ※ハンデ点 ハンデ小計 合 計 順位
水島五郎 Tu-11s 13.78.4 20.817.418.016.326.2120.8 0 120.8 1
秋元靖史 低翼カブ 7.811.117.416.19.8 19.217.699.0 1 7 106.0 2
小山誠也 ※Cyclops-One12.210.614.214.417.711.418.298.7 0 98.7 3
瀬戸口昌教 Tu-05s 5.114.511.211.14.4 3.6 6.1 56.0 0 56.0 4
加藤正仁 オリジナル 5.96.3 3.9 6.3 6.9 4.1 11.444.8 0 44.8 5
相原俊昭 Tu-05s 4.35.5 1.6 4.0 3.7 9.3 11.840.2 0 40.2 6
 ※Cyclops-One は通信販売されています
 ※秋元の低翼式カブはハンドランチのためハンデ点(現在1点)がつきます。

2位になった秋元の「低翼式カブ」。素組みのカブIIIを改造したもの。
改造要点を公開します。ここをクリックしてください。(pdfが開きます)


課題機 ミス・ヴィードル2種 結果
競技参加人数:5
機種:ミスヴィードル(ホワイトウイングス)
記 録(秒)
 氏名   1回目  2回目 3回目 4回目 5回目 合 計順位
 秋元靖史17.5 14.49.911.515.568.81
 水島五郎 5.5 19.36.810.221.763.52
 小山誠也 4.6 3.88.514.8 2.934.63
 相原俊昭 3.5 8.49.9 4.5 7.734.04
 瀬戸口昌教 5.7 5.44.2 5.1 5.726.15
※この回は年少者がおらず、2機種とも手投げができないためハンデ点はありません。


左:ホワイトウイングスのミスヴィードル 右:ミニビードル(テイクオフみさわ)

機種:ミニビードル
記 録(秒)
 氏名   1回目  2回目 3回目 4回目 5回目 合 計順位
 秋元靖史 17.814.2 7.411.117.568.01
 水島五郎 10.3 9.813.211.1 8.753.12
 小山誠也 12.415.5 4.0 7.6 5.945.43
 相原俊昭 4.4 3.8 3.6 6.8 7.826.44
 瀬戸口昌教 4.2 2.0 2.8 2.3 2.714.05


日 時 :2022年 7月24日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴、気温31度、風速3m/s

競技参加人数:5

課題機 後退翼機 結果
記 録(秒)
氏名 機種  1回目  2回目 3回目 4回目 5回目 飛行計 ※ハンデ点 ハンデ小計 合 計 順位
水島五郎 TU-12 14.9 17.4 16.5 17.2 12.2 78.2    78.2  1
瀬戸口昌教 TU-12 14.3 14.3 12.2 10.1 11.1 62.0    62.0  2
相原俊昭 TU-12 12.9 14.1 10.1 9.0  6.1  52.2    52.2  3
藤田潤一郎 TU-12 6.2  7.6  8.5  6.8  9.1  38.2    38.2  4
加藤正仁 オリジナル3.4  4.0  6.0  8.8  8.6  30.8    30.8  5
※ハンデ点:今回は対象者がいないためハンデ点はありません。

日 時 :2022年 6月19日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴、気温31.6度、風速1.5m/s、湿度56%

競技参加人数:10

5月の例会が雨天中止となり、6月例会は2ヶ月ぶりの開催となりました。
レギュラーメンバー以外にスポット参戦が5名もあり、賑やかで楽しい例会になりました。
前夜の雨で地面が濡れていたのですが当日は朝から晴れ、10時過ぎには良いコンディションになりました。
ただし晴れて風も弱かった割には地上付近でけっこう風が荒れる時もあり、サーマルも弱い感じでした。
このため最長飛行が30秒台と、好天の割には記録は伸び悩みました。





課題機 二段上反角機 結果
記 録(秒)
氏名 機種  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目  飛行点
ハンデ点
ハンデ小計 合 計  順位
水島五郎 R55422.0 30.3 37.4 5.4 17.6 112.7 112.71
加藤正仁 オリジナル18.3 14.4 26.8 19.1 14.2 92.8 92.8 2
秋元靖史 R59010.7 11.6 13.6 23.1 14.4 73.4 1578.4 3
いろは R55414.8 10.9 14.1 5.4 7.9 53.1 5 25 78.1 4
瀬戸口昌教 R55415.9 15.6 30.6 7.5 7.3 76.9 76.9 5
あおば お絵かきP5.7 4.2 4.2 5.7 11.4 31.2 5 25 56.2 6
木場芳朗 R5548.3 10.5 3.5 15.9 17.1 55.3 55.3 7
なのは お絵かきP4.7 4.2 5.4 6.4 9.4 30.1 5 25 55.1 8
相原俊昭 R554?12.2 9.4 7.0 6.5 12.7 47.8 47.8 9
藤田潤一郎 R55423.7 4.9 6.7 4.4 3.9 43.6 43.6 10


※ハンデ点 つちうら紙飛行機クラブ月例会では飛行ごとに以下の規定でハンデ点を付与しています。
・対象(1)全日本紙飛行機選手権の規定でのJクラス(小学生以下)の場合。
・対象(2)ハンドランチによる飛行の場合。
・ハンデ点は飛行1回につき「5点」でスタートし月例会優勝ごとに1点を減じる。
・ハンデ点は各競技者ごとに年度を越して継続=通算5回優勝で消滅。

・今回はハンドランチ参加の秋元に1点、スポット参戦のジュニアメンバーに5点のハンデ点がついてます。

日 時 :2022年 4月17日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴、気温19度、風速3m/s、湿度48%

競技参加人数:5名

4月の例会は午前中は好天に恵まれました。
おそらくあらゆる形式の紙飛行機の中で一番難しいと思われる「無尾翼機」が課題機でした。
飛行時間が短くなるので、競技は通常の5回でなく7回飛行としました。

課題機 無尾翼機 結果
記 録(秒)
氏名 機種  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目  6回目  7回目  合 計  順位
水島五郎 N-1802 22.5  23.1  18.1  12.7  16.4  15.4  18.2  126.4 
秋元靖史 N-1956 7.3  6.9  9.5  15.3  13.1  6.2  5.9  64.2 
藤田潤一郎 N-1956 9.3  11.8  13.7  9.8  5.4  2.8  10.5  63.3 
瀬戸口昌教 N-1802 3.7  7.5  10.8  10.6  3.8  4.2  3.6  44.2 
相原俊昭 N-1963 5.2  8.4  5.6  4.6  4.6  3.3  5.4  37.1 
※無尾翼機はハンドランチが難しいため秋元もゴムカタパルト発進でした。このためハンデ点はありません。

今回の参加機。
右写真前列2機がN-1802
 〃 後列先頭がN-1963
 〃 後列の後2機がN-1956


【考察】無尾翼機の境界層隔離板のこと

 4月の課題機は無尾翼機でした。今回の参加機はすべて二宮康明先生の設計機で、水島さんと瀬戸口さんは「N-1802」、秋元と藤田さんは「N-1956」、相原さんが「N-1963」でした。


 このうち「新選 二宮康明の紙飛行機集〈4〉変わり型機」(2006年 誠文堂新光社)
 に、N-1956と制御板(境界層隔離板)つきのN-1802 が両方載っています。

 (既に絶版で、私はメルカリで入手しました)

 

 相原さんのN-1963型は次の2冊に載っています。(いずれも誠文堂新光社)
          
「よく飛ぶ高性能紙飛行機:入門7機」 「二宮康明の紙飛行機集 小型機・変形機:新10機選6」
  2017年2月             2015年7月

 興味深いのは、無尾翼機における制御板(境界層隔離板)の有無による性能への影響です。
 N-1802が制御板ありN-1956とN-1963が無しですが、土浦例会では昨年に続き今回も水島さんのN-1802に軍配が上がりました。しかし二宮先生の型番号で見ると制御板なしのN-1956のほうが後の開発になります。さらに二宮先生自身は1冊目の本の解説で「(N-1956が)無尾翼機として理想に近い形」と記述しています。
 またN-1963型はN-1956よりあとの2015年の発表のようで、おそらく今回の3機種の中では最新と思われますがやはり境界層隔離板がないタイプです。
 つまり開発順からは(制御板無しの)N-1956やN-1963のほうが高性能と思われるのです。

 ちょっと考えてみると、無尾翼機は1枚の全翼に「主翼」と「尾翼」の両方の役割をさせる形式なので、通常は後退角を付け、翼の前半が「主翼」、後半が「尾翼」として機能するよう後縁の翼端にかけて「ねじり下げ」(通常の主翼+尾翼型の機体の「取付角差」に相当)をつけます。
 問題はこの場合、主翼と尾翼が連続しているので、主翼の誘導抗力(翼上面を翼端に向けて流れる揚力の損失)が尾翼の機能を損なう点です。N-1802に代表されるような制御板を付けたタイプの無尾翼機(全翼機)は実機にも模型でも実例があり、要するにこの「翼端に流れる揚力損失」を「せき止め」て揚力を補うためのものと考えてよいでしょう。さらに制御板には二次的な効果があり、それは主翼と尾翼の機能を物理的に分けることになるためそれぞれの調整が独立してやりやすくなることです。これは模型飛行機では実用的なメリットとなり得ます。

 一方デメリットもあり、それは制御板の取付によりそれ自体の抵抗が増えることです。
 当たり前ですが実際の飛行では空気は翼の上を前から後ろに向かってきれいに平行流で流れるわけではなく、上述の誘導抗力のような翼端に向く流れもあります。さらに特に野外を飛行中の機体はあらゆる方向からの大気の擾乱にさらされます。これにより大げさに言えば制御板には常に横風が当たっていることになり、その左右どちらか側には必ず抵抗の渦(乱流)が発生します。

 制御板を付けるか否かは、前者の揚力と後者の抵抗、どちらを大と考えるかにより判断が分かれます。前者が大と考えるなら制御板を付けた方が良く、そうでないなら付けない方が良い、と考えられるわけです。
 二宮先生が、後期型のN-1956やN-1963で「制御板なし」にしている、ということは、おそらくここを「抵抗の増加のほうが大きい」と判断された結果ではないかと私は考えるのです。
 しかし一方、土浦例会では少なくともこの2年間はいずれも水島さんのN-1802、すなわち制御板ありの機体がトップになっています。
 これは、制御板ありの無尾翼機の本質的優位性を示すものでしょうか? それとも、本例会での制御板なしの無尾翼機の側の製作・飛行の技術が相対的に未熟なための結果でしょうか?

 いずれにしても興味深いところですから、次回の無尾翼機の回に向けて今から再度研究してみましょう。
 こういうことがあるので飛行機は面白いですね。



日 時 :2022年 3月12日(土)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴、気温18度、風速3m/s、湿度25%

競技参加人数:4名

3月の例会はそれまでの寒かった冬から打って変わって一気に暖かい晴天に恵まれました。
風はそこそこ吹いていたのですが気温が上がったことでサーマルも発生し、よいコンディションでした。
競技は7回飛行とし、終了後は年度末の締め会をして成績通算を次年度まで連結することを決めました。

課題機 双垂直尾翼 結果
記 録(秒)
氏名 機種  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目  6回目  7回目  飛行点 ハンデ点 ハンデ小計 合 計  順位
秋元靖史 R590 55.5  15.8  17.6  20.4  12.2  25.4  14.1  161.0  14  175.0  1
水島五郎 R554 20.0  13.8  26.5  18.9  12.9  26.5  10.7  129.3    129.3  2
瀬戸口昌教 R554 14.7  11.2  12.0  10.6  19.5  13.7  14.1  95.8    95.8  3
相原俊昭  N1331 6.1  16.9  12.9  10.1  9.3  16.2  9.2  80.7    80.7  4

※ハンデ点 つちうら紙飛行機クラブ月例会では飛行ごとに以下の規定でハンデ点を付与しています。
・対象(1)全日本紙飛行機選手権の規定でのJクラス(小学生以下)の場合。
・対象(2)ハンドランチによる飛行の場合。
・ハンデ点は「5点」でスタートし月例会優勝ごとに1点を減じる。
・ハンデ点は各競技者ごとに年度を越して継続=通算5回優勝で消滅。

・今回は秋元がハンドランチの参加のためハンデが2点つき、1位になったため次回のハンデが1点になります。


日 時 :2022年 1月16日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴 気温:10℃ 風速:0.5m/s 湿度:46%

競技参加人数:6名

2022年最初の例会は晴天に恵まれました。
前週は雪、数日前は強風に見舞われたのですがこの日は風も弱くよいコンディションでした。
藤田さん親子も久しぶりに参戦し、当月の「先尾翼機」だけでなく2021年11月に実施できなかった課題機「レーサー555」もあわせて実施しました。



課題機 レーサー555 結果
記 録(秒)
氏名  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目 飛行点 ハンデ点 ハンデ小計 合 計  順位
 水島 五郎  34.9 29.4 24.2  21.2  17.1  126.8    126.8 1
 秋元 靖史  15.0 38.1 32.1  19.8  16.3  121.3  121.3 2
 相原 俊昭  21.0 14.5 12.8  11.2  15.8  75.3    75.3  3
 藤田 侑樹  11.6 7.4  12.3  7.8  15.7  54.8  15  69.8  4
 藤田潤一郎 6.4  13.9 11.8  12.3  15.8  60.2    60.2  5
 瀬戸口昌教 4.0  17.4 11.5  13.7  4.3  50.9    50.9  6

課題機 先尾翼機 結果 チーム戦
 先尾翼機競技は「チーム戦」とし、あらかじめ6人を2名ずつ3チームに分け合計を競いました。
記 録(秒)
氏名  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目 飛行点 ハンデ点 ハンデ小計 合 計 個人順位
チームC 秋元靖史 11.6 12.8 22.9  16.4  10.5  74.2  74.2  1
チームA 水島五郎 14.2 14.8 14.9  13.9  9.9  67.7    67.7  2
チームC 藤田侑樹 14.5 12.0 5.8  7.9  5.7  45.9  15  60.9  3
チームA 相原俊昭 6.8  14.1 6.4  21.4  11.8  60.5    60.5  4
チームB 藤田潤一郎3.9  9.4  10.0  11.7  3.8  38.8    38.8  5
チームB 瀬戸口昌教5.0  5.2  6.1  6.8  8.2  31.3    31.3  6
 チーム戦結果= 1位:チームC(秋元+藤田侑) 135.1点 2位:チームA(水島+相原) 128.2点 3位:チームB(藤田潤+瀬戸口) 70.1点

※ハンデ点 つちうら紙飛行機クラブ月例会では飛行ごとに以下の規定でハンデ点を付与しています。
・対象(1)全日本紙飛行機選手権の規定でのJクラス(小学生以下)の場合。
・対象(2)ハンドランチによる飛行の場合。
・ハンデ点は「5点」でスタートし月例会優勝ごとに1点を減じる。
・ハンデ点は各競技者ごとに年度を越して継続=通算5回優勝で消滅。

・今回は両種目ともゴムカタパルト発進のため秋元のハンデ点はなし。
 (秋元は先尾翼機で1位ですがハンデ点がなかったため次回ハンデ点の減点もありません)


日 時 :2021年12月19日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴 気温:10℃ 風速:1.0m/s

競技参加人数:4名

8月〜11月の例会がコロナや天候不良その他で続けて中止となり、12月は久しぶりの例会となりました。
季節はすっかり冬でしたが穏やかな天気に恵まれ、無事に飛ばすことができました。

 
(左)ブランクがあってもやっぱり強かった水島さん  (右)課題機「TU-07I」は主翼内にW型断面の紙の桁が入ってます。

課題機 立体翼機「TU-07I」 結果
記 録(秒)
氏名  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目 飛行点 ハンデ点 ハンデ小計 合 計  順位
水島 五郎 17.6  19.4  21.1  16.2  30.0  104.3    104.3 1
秋元 靖史 9.4  11.2  20.8  13.4  18.0  72.8  10  82.8  2
瀬戸口昌教 12.4  10.9  16.6  8.5  14.4  62.8    62.8  3
相原 俊昭 4.4  6.1  8.1  12.0  13.3  43.9    43.9  4

※ハンデ点 つちうら紙飛行機クラブ月例会では飛行ごとに以下の規定でハンデ点を付与しています。
・対象(1)全日本紙飛行機選手権の規定でのJクラス(小学生以下)の場合。
・対象(2)ハンドランチによる飛行の場合。
・ハンデ点は「5点」でスタートし月例会優勝ごとに1点を減じる。
・ハンデ点は各競技者ごとに年度を越して継続=通算5回優勝で消滅。


日 時 :2021年 7月11日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:曇

飛行参加人数:4名
課題機 スチレンペーパー機 結果
記 録(秒)
氏名 機種  1回目   2回目  3回目  4回目  5回目  合 計   順位
水島 五郎 ウイングスα24.2 24.0 27.9 21.3 22.8 120.2  1
秋元 靖史 ウイングスJET21.8 19.8 25.6 20.8 19.9 107.9  2
相原 俊昭 ウイングスα6.6 7.7 4.4 13.2 10.1 42.0  3
瀬戸口 昌教 ウイングスα8.0 8.1 4.2 3.2 8.3 31.8  4

スチレン機競技はハンドランチができないため秋元のハンデ点はなし。


日 時 :2021年 5月16日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:曇

飛行参加人数:6名
課題機 無尾翼機 結果
無尾翼機 記 録(秒)
氏名 機種 1回目 2回目3回目4回目5回目6回目7回目8回目9回目10回目飛行点ハンデ点 ハンデ小計有効合計  順位
水島 五郎 N-180210.3 12.4 18.8 11.7 11.2 5.3 16.9 13.4 18.4 23.6 142.0 0 142.0 1
秋元 靖史 N-19567.7 9.9 14.7 10.1 9.5 4.4 7.8 8.7 12.0 5.4 90.2 0 0 90.2 2
藤田 侑樹4.7 6.8 5.5 4.8 5.2 6.1 6.9 6.2 6.6 6.1 58.9 3 30 88.9 3
藤田潤一郎7.3 5.7 5.0 5.0 7.2 4.0 5.6 14.4 11.8 9.4 75.4 0 75.4 4
瀬戸口昌教6.3 5.6 6.8 10.4 6.4 5.3 4.8 5.3 6.4 7.9 65.2 0 65.2 5
相原 俊昭5.9 6.8 4.8 5.0 4.0 7.9 7.3 4.7 3.6 8.1 58.1 0 58.1 6
木崎 啓介(競技参加無し)   
赤字はMAX=60秒を超えた記録。計算上は60秒として扱っています。

無尾翼機競技はハンドランチができないため秋元のハンデ点はなし。




日 時 :2021年 4月25日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:曇

飛行参加人数:5名
課題機 後退翼機 結果
後退翼機 記 録(秒)
氏名   機種  1回目  2回目 3回目 4回目 5回目 飛行点ハンデ点 ハンデ小計 有効合計  順位
秋元 靖史 TU-128.9 16.3 8.2 9.4 8.3 51.1 3 15 66.1 1
水島 五郎 TU-128.1 6.6 22.3 7.2 10.6 54.8 0 54.8 2
相原 俊昭 TU-123.7 10.5 1.8 7.2 13.7 36.9 0 36.9 3
小川    TU-129.6 6.3 7.9 4.1 8.1 36.0 0 36.0 4
瀬戸口昌教 TU-125.1 3.5 4.9 11.5 9.4 34.4 0 34.4 5
赤字はMAX=60秒を超えた記録。計算上は60秒として扱っています。





日 時 :2020年11月15日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ

飛行参加人数:7名
課題機 二段上反角機 結果
二段上反角機 記 録(秒)
氏名  1回目  2回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 飛行点ハンデ点  有効合計  順位
水島 五郎 R55423.1215.017.122.122.120.926.5191.80 191.81
木崎 啓介 R55417.131.1 34.619.621.040.815.8180.00 180.02
秋元 靖史 R59016.623.0 14.312.710.419.530.8127.321148.33
藤田 侑樹13.25.1 16.718.223.426.517.4120.521141.54
藤田潤一郎21.912.8 22.418.017.713.431.9138.10 138.15
瀬戸口昌教29.524.7 17.415.514.416.315.9133.70 133.76
相原 俊昭19.215.5 6.7 9.0 4.9 10.515.180.9 0 80.9 7
赤字はMAX=60秒を超えた記録。計算上は60秒として扱っています。




日 時 :2020年10月18日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ

飛行参加人数:7名
課題機 低翼機 結果
低翼機 記 録(秒)
氏名  1回目  2回目 3回目 4回目 5回目 6回目 7回目 飛行点ハンデ点  有効合計  順位
木崎 啓介 13.420.328.733.522.729.618.6166.80 166.81
水島 五郎 17.516.321.917.421.533.719.4147.70 147.72
瀬戸口昌教 16.816.520.819.515.59.8 7.9 106.80 106.83
藤田 侑樹 14.64.5 4.3 3.8 4.2 22.924.979.2 21100.24
相原 俊昭 11.010.618.120.616.44.2 9.0 89.9 0 89.9 5
藤田潤一郎 2.8 3.3 4.5 18.116.817.814.878.1 0 78.1 6
秋元 靖史 13.410.713.213.46.8 4.5 5.7 67.7 0 67.7 7



日 時 :2020年9月13日(日)
場 所 :土浦市 上高津貝塚ふるさと歴史の広場 天候:晴れ→薄曇

飛行参加人数:7名
つちうら紙飛行機クラブ月例会は7・8月が連続で荒天中止となったため、7月の課題機「後退翼機」は省略、9月の月例会で8月課題機「ミスビードル」と当月課題機「レーサー555」の2種目を行ないました。
この例会では通常は7回戦で記録を取るのですが今回は2種目実施のため各種目とも5回戦としました。
「ミスビードル」では藤田親子が初のワンツーフィニッシュを実現しました。


課題機その1 ホワイトウイングス「ミスビードル」結果
(8月例会雨天中止のため今月に併催)

ミスビードル 記 録(秒)
氏名  1回目   2回目   3回目   4回目   5回目    ハンデ点    有効合計  順位
藤田潤一郎 18.2  17.6  23.5  19.7  25.2  104.2  1
藤田 侑樹 5.7  19.2  17.3  13.8  13.1  15(3点×5回) 84.1  2
水島 五郎 19.1  21.1  15.8  19.7  4.6  80.3  3
木崎 啓介 13.5  3.1  14.5  22.3  24.4  77.8  4
瀬戸口昌教 15.8  17.9  17.4  14.4  6.9  72.4  5
秋元 靖史 14.8  13.8  11.3  16.6  15.3  71.8  6
相原 俊昭 1.3  8.5  15.1  15.1  4.5  44.5  7



課題機その2 ホワイトウイングス「レーサー555」結果
(本来の9月例会 課題機)

レーサー555 記 録(秒)
氏名  1回目   2回目   3回目   4回目   5回目    ハンデ点    有効合計  順位
瀬戸口昌教 28.3  17.0  24.3  19.5  24.4  113.5  1
木崎 啓介 19.6  20.0  24.6  13.1  23.6  100.9  2
相原 俊昭 21.0  12.6  35.8  11.3  18.1  98.8  3
秋元 靖史 15.4  14.1  12.2  17.3  13.8  72.8  4
水島 五郎 10.2  5.5  8.9  18.4  22.4  65.4  5
藤田 侑樹 9.6  6.7  4.1  9.9  17.6  15(3点×5回) 62.9  6
藤田潤一郎 10.1  5.6  12.3  2.2  8.8  39.0  7





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